印賀　勝男の今日のねらい目！

　大須賀友が圧倒的なパワーを披露した。準優９Ｒは２コースからコンマ05の鋭い仕掛けを決め、しっかり差した。バックでは先マイした池田雄祐、３コースからまくり差した田路朋史と接戦になったが、２Ｍで力強いターンを披露してけりをつけた。

　「今（準優）のは堂々とエンジンで勝ったと言えますね。池田に落とされ、田路さんにはまったと思ったんですが。回ってからのつながりがいい。ペラを思い切ってたたいて、今節の中では一番良かった。体感はそうでもないけど、足の比較でいえば最近の中では一番ですね」。

　もともと節一級の舟足だったが、調整でさらに良化して納得の表情だ。優勝戦は３枠で登場。センターから強烈な攻めを見せるか。

　予選トップの加藤翔馬が、順当に優勝戦の１枠をゲットした。準優11Ｒのイン戦は２コースの北山康介にスタートやや先行される形になったが、冷静に１Ｍを先取って白星を挙げた。「全体に普通以上あると思いますが、ターン回りの方がいいですね。１周１Ｍは押してくれる感じがしました。調整は現状をベースですね」。イン持たせた回り足に手応えを感じていた。22年７月平和島以来の優勝へ、スタートから気合を入れていきたい。