印賀　勝男の今日のねらい目！

　斎藤達希が再びパワーを発揮し、準優切符を勝ち取る。初日４Ｒは力強い追い上げで「抜き」での勝利。２コースから差して浮上すると、超抜18号機を駆る松井洪弥をけん制しながら、先頭を走る金子順一から白星を奪った。後半９Ｒは調整を外したこともあり、５コースから５着。「前半の方が押し感がありましたね。ペラの形は自分とそう遠くはないです。まだ片面しかやっていないので両面たたいてみます」。調整を合わせ、９Ｒ３枠に臨む。

　初日２連対は岡崎恭裕、春園功太、金子萌。岡崎は強力メンバーがそろう12Ｒをしっかりと逃げ、存在感をアピールした。「足は悪くないけど、すごく出ていることはないです。乗り心地は水面の影響か良くはない。回転を合わせていきたい」。32号機の複勝率45・９％の実績を考えれば物足りないが、現状でも十分に戦えるレベル。しっかり４、９Ｒをまとめそうだ。

　金子萌は初日から好感触。前半７Ｒは３コースから的確なまくり差しを披露。艇団を鋭く割る力強い舟足だった。「レースにいった感じは回った後も進んでくれていたので問題はなさそうですね。ちゃんと舟も返ってきたし、そこからの進み方も悪くなかったのでボチボチかなあと思います」。このパワーを武器に８Ｒ５枠も上位着確保を目指す。