印賀　勝男の今日のねらい目！

　激戦の予選トップ争いは、須藤博倫が制した。４日目10Ｒはコンマ14の仕掛けから、力強く逃げ切った。「チルトマイナスで行ってグリップ感は気に入っている。スタートは早いのは行けないけど、しっかり勝負するつもり。調整はやっても微調整ぐらい」。プレッシャーがかかるイン１回走りを危なげなく制し、ムードもいい。準優11Ｒも堂々した走りで押し切る構えだ。

　野口勝弘は予選トップ通過こそ逃したが、舟足は悪くない仕上がり。「出足寄りにしているので、伸びは普通くらい。合えば立ち上がりとかはいい。いつもはすごい回すようなペラにするけど、そこまでやらなくても動いている。エンジンさまさまでしょうね」。複勝率42・１％の52号機は期待通りの動きを見せる。準優10Ｒは引き出した出足を武器に速攻をもくろむ。

　香川素子は準優９Ｒの１枠を確保した。初日後半こそリズムを崩したが、３日目に連勝、そして４日目も２，１着にまとめて盛り返した。「回転は合わせられていた。足自体もいい状態でバランスが取れている。乗り心地も悪くない。あとは微調整で」。序盤から調整をつかみ、仕上がりの良さが際立つ。２枠小野達哉、３枠の近江翔吾と機力上々のメンバーを相手に、逃げ切り狙う。