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競走水面
ボートレース大村の水面特性と言えば、以前は『インの強さ』と『2マークの出口のうねり』が特徴的なものでしたが、
ナイターレース開催となり6年が経過した現在では、『インの強さ』についてはイン1着率が65%程度、3連率は85%程度になっており、変わらず全国上位の数値となっております。
ナイター開催に伴い、風対策のバックストレッチの防風ネットを建設し、拡大したことで風の影響を受けにくくなっております。
『2マークの出口のうねり』については、2マーク側の防波堤の下部を埋める工事を行いかなり軽減しているため、現在はキャビることも少なくなっています。
これまでよりスピードを活かした走りが活きる様になっています。
スタートに関しては、「大村はスタートが難しい」という声を聞きます。目標物が無い、風向きが変わりやすいが主な原因でスタートが慎重になる選手が多いようです。判断材料の一つとしては出走表等のその節のスタートタイミングを見て、その選手が掴んでいるかどうかの目安となるでしょう。
対岸の電光表示板は全長66m、高さ約9m。発売窓口の発売機と同じ日本トーター製でコンピューターと連動、発券状況により、タイムリーなオッズと票数を表示しています。隣の大型映像装置は、758インチ。場内放映の実況チャンネルとは別番組でより多くの情報 が盛り込まれ放映されています。特に人気なのは、二度走りの選手の情報やリプレイなど。
水面のスタートライン0秒付近の発走台には大時計と信号灯、チェッカー灯が設置されています。大時計の文字板は直径約3m。黒の艶消し塗装で1分針は白色、12秒針は黄色(蛍光)であることが基準。観客側からは見えない信号灯とチェッカー灯は、F1レースなどでお馴染みのように、選手にスタートの瞬間や、最終周回を知らせたり、失格や競技中止などを知らせます。
ターンマークと小廻り防止ブイ(大村では2マーク側のみ設置)。ターンマークの大きさは底面の最大部分の直径が110cm、高さは95cm。ボートの接触や衝突時のショックを緩和し、形状を失わないような素材で造られています。
スタートライン0秒地点から、5mの所には赤×白、45mの所には黄×白、そして80m(内側)の所には青×白の標識ポールと空中線が設けられてます。高さは水面(満潮時)から3m。一辺が45cmの正三角形で色付と白の2枚で一組の三角旗が付けられています。組と組の間隔は180cm。
超高精細型電子スリットカメラ装置によるスタート判定写真。以前の(撮影→現象→主審判定)という一連の作業が、現在この電子スリットカメラでは、主審席の高解像度モニターで直に判定が可能となり、そのままプリントアウトされるようになりました。
ピット出発後、スタート前の待機行動エリアからスタートライン付近を見たところ。選手の緊張が一番高まる場所です。