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開催中
主力の一角・片橋幸貴が苦戦している。初日は５着２本。巻き返しを狙った２日目３Ｒでは３コースから果敢に攻めたが、イン先マイの小川日紀太に抵抗され、４着に敗退。ターン後の加速感にも乏しかった。「直線は悪くないけど、出足が全くない。外を回しても進まない。整備士さんに相談します」。レース後は整備室にこもって、57号機の改善に取り組んだ。７月に江戸川でＧⅡを制した波乗り巧者は、このままでは終われない。３日目５Ｒは気配上昇を示し、進入から勝負手を打つ。
佐竹恒彦は片橋と対照的にパワフルな足色だ。３日目８Ｒ、２コースからスリットで後手に回ったが、４カドから先行した谷勝幸に追い付き、先まくりに成功。２着に粘った。「足はちょっとずつ良さそうですし、特にレース足の方がいい。複勝率（29・４％）以上の感じはありますね。あとは、もう少しスタートを攻めないといけない」。ここまで３走のスタートタイミングは21、22、32と控えめ。仕掛けの勘が整ってくれば、さらに、実戦足の良さが生きそうだ。
６Ｒ…川崎が堅実に逃げる。１―４―５、１―５―４の計２点。
８Ｒ…気配良化の重木がまくる。４―５―流し、４―６―流しの計８点。
