番記者耳より情報

　中山将は優出こそ果たせなかったものの、ムードの良さが際立った。前半７Ｒのイン戦はコンマ18の仕掛け。３コースの森晋太郎、カドの横田貴満がそれぞれコンマ06の踏み込みで危うい展開だったが、スリットから伸び返して１Ｍを先取って押し切った。「絶体絶命や、って思いましたけどなんとかなりましたね。スタート溜めて起こしたら立ち遅れてしまったけど、伸び返す感じがあった。慌ててターンした分雑になってしまったけど、それでも舟が返ってきたし、レスポンスも良かった。いい調整ができていると思う」。不利な隊形からの押し切りに手応えも上々。これで勢いに乗り、準優11Ｒはカドからコンマ04の踏み込みからの豪快に攻めに出た。山田康二の抵抗にあい決まらなかったが、最終日も好走に期待できそうな迫力だった。

６Ｒ…中山将が５コースから切り込んで浮上する。５１３のＢＯＸ。