印賀　勝男の今日のねらい目！

　武富智亮は準優９Ｒ、５コースから道中競り勝ち優勝戦切符をつかんだ。「レース足が良かった。エンジンなりに満足しています」とほっとした表情。「ここまで来たらＡ１級へ、しっかり勝率を残したい」と、４期ぶりのＡ１級復帰を見据え、大村初の優勝へ６枠から果敢に挑む。

　安河内将は悔やまれるシリーズとなったが奮闘している。１走目の勇み足で賞典除外となったが、２走目以降はオール３連対の走り。４日目８Ｒは６コースからまくり差して、腕の違いを見せた。「普通ですね。◎が付くところはないです」と、コメントは控えめでも舟券から外せない。

　西丸侑太朗が準優10Ｒを力強く逃げ切った。「仕上がりはいい。出足、伸び、回り足と全体的に上位にいる。スタート勘も合ってる」と欠点はない。７月鳴門一般戦以来の優出には「フライングもしたので時間がかかりました。休んでいたことを考えればいいと思います」。強力なパワーを支えに３月常滑以来、通算３度目のＶを狙う。