印賀　勝男の今日のねらい目！

　羽野直也が連勝でしっかり流れに乗った。手応えのなかった舟足も、初日前半から修正に成功。６Ｒはコンマ07のトップスタートから、鮮やかなまくり差しを披露した。「前検では行き足から伸びで分が悪いのが気になっていたけど、前半ではそこは解消されていた。ペラしかしてないけど行き足から伸びは悪くなかったし普通はあった」。後半12Ｒも強豪がそろった一番をしっかり逃げた。２日目６、10Ｒも手堅く着順をまとめ、予選トップ通過を狙う。

　地元の赤坂俊輔も意地を見せた。初日２Ｒは３コースからまくり差しを決めると、後半11Ｒを悠々と逃げた。「ペラはもらったまま。足は悪くないし、少し伸びる感じはあった」。先頭に立った後すぐに後続を突き放せる足に、手応えも上々だ。２日目は２Ｒ６枠の１回走りだが、地元代表として結果を残したい。

　関野文は白星で滑り出した。初日10Ｒの女子戦で、インからコンマ25とやや立ち遅れ気味のスタート。カドから伸びた金田幸子のツケマイを浴びたが、必死にこらえ、押し切った。「起こすタイミングが遅れてしまった。足は普通で、乗り心地はいい。金田選手が伸びてきそうな雰囲気」。２日目は６Ｒ６枠の後、12Ｒで再び女子戦。３枠から機敏なレースに期待したい。