印賀　勝男の今日のねらい目！

　パワー機を駆る岡崎恭裕はさすがの乗りこなし。２日目は２着２回にまとめ、予選トップ通過だ。素性のいい32号機は調整が必要ないくらいの足で、存分に実力を発揮できている。「まあまあ。調整は特に何もしてないけど、足は全体にいい感じでしたよ。勘もいいし、スタートはいつも通りいけている」。準優11Ｒもスタート攻勢から逃げ、優勝戦好枠をがっちり確保するか。

　準優10Ｒ１枠を手にしたのは春園功太。周回展示でキャビったりと今節相棒の59号機の出足は苦しいが、その分、伸びを引き出し戦える状態にした。２日目前半５Ｒも、５コースから握って一気に２番手まで浮上。力強いレースぶりを見せた。「伸び寄りの足で、出足はない。伸びはいい人はいて、自分は中堅上位。出足は諦めている。リスクのある感じ。ここがいっぱいいっぱいだと思う」。伸びを生かしてスリット優勢に持ち込み、押し切りたい。

　金子萌は準優９Ｒの１枠をゲット。２日目８Ｒ１回走りを２着。５コースから引き波を素早く越えるターンで、強力な出足をアピールしている。「出足は良かった。ただ道中は後ろの艇と離れなかったし、舟が向いてからの足、行き足が物足りない。ペラでそこを求めていく」。行き足も上積みを果たし、インから当地初優出を狙う。