印賀　勝男の今日のねらい目！

　石川真二が他を圧倒する成績で、準進戦11Ｒの好枠を手にした。変わらず調整はシビアに煮詰めているが、69号機の手応えはしっかりしている。「行き足はいい。スタートを置きにいっても伸びられていない。ピット離れも悪くないね。エンジンのストライクゾーンは広いけど、ど真ん中には来ていないね。冷える予報なのでしっかり合わせないといけない」。行き足の威力も上々なら、スタートから優位に運べる。悠々１Ｍを先取り、独走態勢に入りつつある。

　浜崎直矢は４日目一般特賞を含めた２走を連勝。予選ラストの７Ｒは、３コースからコンマ06の鋭い仕掛けからまくり切る、攻撃力あふれる好レースだった。「乗り心地がしっくり来ていない。すかっているのか重いのか、つかめていない感じです。伸びは前半はスタートの隊形で分からなかったけど、出ていき切る感じはないですね。悪くはないのですが」。まだ納得のいく感触ではないが、リズムは上々。準進戦10Ｒは納得の足に仕上げ、押し切りを狙う。

　入沢友治も調整途上で、準進戦９Ｒまでに仕上げられるか注目だ。「悪くはないけど、日に日に回ってきているのかな。もう少し乗りやすさが欲しい。２日目の後半が重いなりに押す感じがあったので、そこがベストだったのかもしれない」。再び舟足の力強さを引き出し、イン戦を生かしたい。