印賀　勝男の今日のねらい目！

　中越博紀が好調なレース内容で予選首位通過を決めた。３日目前半３Ｒは２コースから３着と成績を落としたが、９Ｒを快勝し一気に取り返した。５コースからコンマ06と踏み込んだスタートを決め、鮮やかにまくり差しを決めた。「足は全体にいいです。岸（恵子）選手の状態をベースにちょっと調整した程度。スタートは集中できていると思う」。ムード良く手にした11Ｒの１枠も制し、優勝戦のポールポジションへ突き進むか。

　２日目終了時点で得点率トップだった松崎祐太郎は予選２位通過。「（３日目８Ｒは）２着を取って自力で予選トップを確定させないといけなかった」と首位通過を逃したことを反省。ただ舟足の仕上がりは上々で、日を追うごとにスタートも鋭さを増している。準優10Ｒこそ隙のないレース運びで、優勝戦切符を勝ち取りにいく。

　山口裕二は準優９Ｒ１枠を確保し、地元の意地を見せた。「こまごました部分がしっくりきていないですね。だんだん回転が上がりだしていてゾーンがずれてきたと思います。合った状態なら全体に普通は十分にあるので、うまく調整を合わせたい」。前検から熱心にペラ調整を続け戦ってきた。勝負どころでしっかりと仕上げ、得意枠で結果を残しにいく。