印賀　勝男の今日のねらい目！

　　初降ろしのエンジンと、１度使ったエンジンは、どちらがパワーを発揮しやすいか？　選手の声は圧倒的に「１度使ったエンジン」だ。伊藤誠二は３日目７Ｒで４カドから差して、イン先マイの古川健に続いた。２日目以降は１、３、２着と手堅く着順をまとめている。「足はバランス型で中堅上位。いい人には多少いかれるけど、仕上がってない人が相手なら、やっつける。新エンジンで差があるね」。28号機は前回、大した動きではなかったが、それでも、初使用のエンジンと比較すれば、パワーで勝る。準優好枠取りを視野に入れ、４日目５、９Ｒもスタートを踏み込む。

　古賀繁輝は不利な初降ろしエンジンを駆り、中堅上位級の気配。３日目８Ｒでは最終Ｍの逆転で３着をつかんだ。「足は悪くない。伸びに寄せて雰囲気があったし、１節目のエンジンにしては動いてくれていると思う」。ここまで２勝を上げ、大敗もなし。４日目の結果次第で準優１枠のチャンスがある。いつも通り、ガッツあふれる走りで舟券に絡みたい。