印賀　勝男の今日のねらい目！

　守田俊介は前回動きが良かった50号機を引いた。スタート特訓では３本ともスリット付近は軽快で、特にダッシュから行った３本目の行き足は良く映った。「スリット近辺で下がる感じはなかったし、違和感はない」と手応えは上々。大村は前回昨年４月Ｖ以来の出場。７連勝中で、どこまで連勝を伸ばすか注目だ。

　良機の予感？　斉藤仁が53号機を手にした。同機は初降ろしで山本寛久が６コースＶ、前節の和合俊介も直線が良かった、特訓の動きも上々だった。「班の比較で下がったりすることはなかった」。レースでは必ず動くエンジンだけに楽しみがある。前節の三国一般で優出２着と斉藤自身のリズムも良く、初日は中枠２走で存在感を見せる。

　中辻崇人は今節１着を何本取るのだろうかと、わくわくさせる48号機をつかんだ。初降ろしから伸びは強めで、前節の竹田和哉は最終日の２走をチルト０・５度で３、１着にまとめた。前検タイムもトップこそ金田智博に譲ったが、堂々の２位をマーク。「重たい感じはあるけど、前回来た時より反応は良さそう」。グイグイ伸びる中辻が見られそうだ。