印賀　勝男の今日のねらい目！

　２日目はいきなりメガトンパンチで幕を開けた。１Ｒ、４カドに陣取った岸本雄貴がトップスタートで踏み込み、一気にまくった。内３艇の仕掛けが慎重だったこともあるが、絵に描いたような一撃だった。「初日は全然駄目だったけど、ギアケースを組み直したり、いろいろ調整して、２日目の前半は良かった」。後半８Ｒは６着に終わったが、攻めの走りは見ていて気持ちがいい。上昇した51号機を相棒に、60㌔を超す重量級レーサーが、３日目以降も見せ場を作るか。

　一方、スタートで苦しむのは三川昂暁だ。２日目５Ｒ、インで立ち遅れ、４カド前沢丈史のまくりを許した。大敗してもおかしくなかったが、道中で追い上げ、２着をキープした。「足は悪くないけど、乗りづらさがある。あと、風が吹くとスタートが難しい」と仕掛けの難しさを嘆いた。初日の６、５着が響き、３日目は１日早い勝負駆け。的確なハンドルと、奮起の仕掛けで、予選突破に望みをつなぎたい。