第37回SGグランプリ大村ロゴ
レース展望

当地周年覇者の瓜生、羽野 
近況の勢いでは佐藤が出色

今大会もA1級組には現役SGレーサーがズラリと並ぶ豪華なG2シリーズとなった。 なかでも注目は、昨年末に福岡周年を制した“走る選手会代表”の瓜生正義(福岡)。 当地でも周年Vを含む特別戦13優出と素晴らしい実績を持つ。
特別戦初Vが当地周年の羽野直也(福岡)は、23年夏に待望のSG制覇。 そして当大会覇者である篠崎仁志(福岡)と、3人のSG覇者が顔を揃える福岡支部勢が強力だ。
個々の勢いでは佐藤翼(埼玉)が半端ない。 昨年10月の若松周年優出を皮切りに戸田ダービーなどSG、G1で立て続けに優出しグランプリ出場を決めた。今年はトップ戦線の顔になりそう。
11月三国周年で優出した辻栄蔵(広島)は展開の隙を逃さない好調時の走りに近づく。 当地はSG準VにG1、G2の優出も多い。当地優勝歴ある松村敏(福岡)、 海野康志郎(山口)も好調だ。
強豪揃いの遠征勢を迎え撃つ地元の総大将は、当地G1V5の原田幸哉(長崎)だ。 今回も地元では負けられない気概で臨む。
今年は再び記念戦線での活躍を目指す桑原悠(長崎)や、 昨年宮島G2制覇後はレースぶりが一変した下條雄太郎(長崎)も地元水面には自信を持っており主役級の活躍が期待できる。