第37回SGグランプリ大村ロゴ
展望

SGグランプリ

3分の1が初出場とフレッシュな大会

春には特別戦V3の馬場貴也(滋賀)が、超絶ターンでダービーV。グランプリを前にしてギアを上げてきた。 山口剛(広島)はG特Vは1回だが、SGは4優出と1年を通して安定した強さで2位。大村はG特Vあり、最後に笑いたい。
 発祥地の看板を背負う原田幸哉(長崎)は大村GPにかける思いは一番。SG優勝戦で惜敗続く菊地孝平(静岡)や、 メモリアル優勝戦Fの白井英治(山口)にも最後は笑ってほしい。初出場は6人。遠藤エミ(滋賀)が発祥地で再びヒロインになれるか。
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グランプリシリーズ

トライアル1st敗退組のVは2回だけ

GPが18人制になったのが2014年の29回・平和島大会から。意外にもトライアル1stからのGPシリーズ優勝者は、 19年の馬場と21年の新田雄史しかいない。実力から言えば、中島孝平(福井)、太田和美(大阪)、 平本真之(愛知)、井口佳典(三重)らがV候補。 九州地区での開催でもあり、岡崎恭裕(福岡)、篠崎元志(福岡)、前田将太(福岡) にも期待する。
インが強い大村水面。冬場の強い北風対策として、1マークにも防風ネットが新設された。強い向い風が減れば、イン有利に拍車が掛かることだろう。
ただ、対岸からの横風を遮ることはできない。横風が吹く時は、出足がしっかりしていないと2コース差しは決まりづらい。冬場は1−2決着が減る。 握って回れる3コースに注目を。
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