優勝できたのは自分でもビックリしています。
ずっと調整を外していたけど、思い切った調整をしてからガラッと変わった。
1マークは攻めて行った平本真之選手が引っかかって転覆しそうな雰囲気を感じて、
事故が起きてしまうかもしれないと思い、ひるんでしまいました。
バックではグランプリ出場条件の3着を死守と思っていいました。
2マークで山口剛選手と篠崎仁志選手がやり合っていたので、どうなるかなと思ったけど、
自分にとっては一番良い展開になりましたね。
展示では調整をやり過ぎたかなと思ったけど、それでも良い足でした。
鳴門は外枠でも勝つイメージがあったし、良い挑戦ができました。
調整に関しても今回のおかげで、ようやく出口が見えたと思います。
今回の調整が大村でも良い方向に行けるかなという感触があります。水面に関しても苦手意識はないし、
SG初優勝した2020年ダービーの調整も頭に残っています。
初めて出場した20年のグランプリでは、
転覆してエンジンも壊れてレースができず悔いの残る形になってしまったので、
今回は成長した姿を見せられたら良いなと思います
着順 | 枠番 | 選手名 | 支部 | 進入 | ST | タイム |
① | 6 | 深谷 知博 | 静岡 | 6 | 11 | 1.46.1 |
② | 1 | 山口 剛 | 広島 | 1 | 11 | 1.47.2 |
③ | 2 | 石野 貴之 | 大阪 | 2 | 13 | 1.49.5 |
④ | 5 | 篠崎 仁志 | 福岡 | 5 | 15 | - |
⑤ | 3 | 片岡 雅裕 | 香川 | 3 | 14 | - |
⑥ | 4 | 平本 真之 | 愛知 | 4 | 06 | - |
▲2連単 ⑥-① 9,390円(20番人気)
▲3連単 ⑥-①-② 44,640円(77番人気)
▲決まり手=抜き
鳴門チャレンジカップで優勝して、グランプリに出場することができて良かったです。
予選18位で準優も6号艇だったので、まさか優勝まで行けるとは思わなかったし、本当に嬉しかったです。
今年は下関でGⅡ全国ボートレース甲子園とかも優勝して、充実しているように見えるけど、自分のなかでは、
結構中盤から苦しかったです。プロペラ調整でずっと苦しんできたし、迷ってもいたんですが、
チャレンジカップでは思い切って叩いて、目に見えるくらい良くなったので、少しだけ自信になりました。
大村は、2010年のダービーでSG初優出・初優勝を飾った水面です。最近は年に1回行くか行かないかって感じですが、
その中でも大きい大会に勝っているってことは自信になっているし、良いイメージで行けると思います。
グランプリは、前回出場(10年・平和島)、トライアル2nd3回戦で転覆して、勝負が終わってしまいました。
年末の一番大きな大会で、大きな金額が動く中での転覆というのは、凄く不甲斐なかったし、
お客さんに申し訳ないレースをしたなっていう悔いが残りました。だから、前回の分まで良いレースを見せたいですね。
黄金のヘルメットは被りたいけど、まずは自分がベストなレースをして大会を盛り上げて、
そして大会自体を成功させることが一番です。勝ち負けも大事ですが、
グランプリはいろいろな人の期待や思いが乗っているレースだと思うし、そこに誠実に向き合ってベストを尽くしたい。
大村では全力を出し切りたいと思います