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ボートレース大村の水面特性と言えば、以前から「インの強さ」と「2マークの出口のうねり」が大きなものでした。ナイターレース開催となった現在は「インの強さ」はイン1着率が70%に達し、3連率は89%にもなっており、今まで以上に舟券作戦の重要なファクターになっています。ナイター開催に伴い風対策のバックストレッチの防風ネットも建設し、風の影響を受けにくくなったことも要因の一つでしょう。「2マークの出口のうねり」については、2マーク側の防波堤の下部を埋める工事を行っており改善はされているものの、まだキャビリやすいようです。ですから大村の2マークの攻略は「差し」が定番となっています。そのため、大村の2マークは腕のいい選手、水面特性を熟知している地元選手などがうまく捌き、スピード任せに行く若手などは飛んでしまうこともあります。
スタートに関しては、「大村はスタートが難しい」という声を聞きます。目標物が無い、風向きが変わりやすいが主な原因でスタートが慎重になる選手が多いようです。判断材料の一つとしては出走表等のその節のスタートタイミングを見て、その選手が掴んでいるかどうかの目安となるでしょう。