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A1ランカーが4名のみと少し寂しいメンバー構成。それでも実績、近況と中身が濃い4名が揃う。まずは、PG1クイーンズC2冠の実績が輝く松本晶恵(群馬)だ。今年は少しペースを落とす場面もあったが、蒲郡PG1レディースCで優出と立て直しつつある。11月にはG2レディースチャレンジCが地元の桐生で開催される。そして連覇が懸かるクイーンズCと、年末に向けて熱い戦いが待っている。ここで再びペースを落とすわけにはいかない。
今、最も勢いがあるのは守屋美穂(岡山)だ。7月芦屋MB大賞で2度目のG2優勝を果たし、クラシック出場権を獲得した。藤原菜希(東京)も地力をつけて勢いがある。そのキッカケとなったのが3月当地G3オールレディースで、今回は大会連覇を懸けての参戦となる。
抜群の水面実績を誇るのが日高逸子(福岡)だ。05年に当地で“女王”に輝き、その後も地区選、周年で優出とG1戦線でも実績を残してきた。最近も3節連続優出中だ。
現A2級だが、15年賞金女王の川野芽唯(福岡)も忘れてはならない。前期F2ながらも少しずつリズムを 上 げ て き て いる。鎌倉涼(大阪)も、7月鳴門男女W優勝戦で長欠復帰後の初優出を果たし、復活の兆しがある。
落合直子(大阪)、藤崎小百合(福岡)、若狭奈美子(岡山)、深川麻奈美(福岡)らも優勝争いに食らいつく。伸び盛りの若手・土屋南(岡山)にも注目したい。