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ヴィーナスSは女子若手選手の成長も注目点の1つ。それはトップレーサーでも変わらない。今節は遠藤エミ(滋賀)、小野生奈(福岡)の2強で間違いないが、当地実績では一昨年のG2女子チャレンジCに、昨年のPG1クイーンズCを制した遠藤が断然リードする。小野も同2大会で優出するも、遠藤を撃破するまでには至らなかった。それでも今年はSG戦線でも腕を磨いてきた小野が、その成長ぶりをここで披露するか。もちろん遠藤も受けて立つ。遠藤、小野の1年ぶりの当地激戦に注目だ。
いま一番勢いがあるのは大山千広(福岡)だ。10月住之江では1枠で優勝を逃すも、次節の津では2枠で優勝を勝ち獲った。まさに日々成長の姿をヴィーナスSで見せている。多摩川ヴィーナスSで初優勝を飾った水野望美(愛知)も楽しみだ。
15年冬の女王・川野芽唯(福岡)は自慢の自在ターン健在で、復調を目指す。15年夏の女王・滝川真由子(長崎)は長欠復帰から半年がたち、そろそろ再浮上にも期待したい。藤崎小百合(福岡)、原田佑実(大阪)、津田裕絵(山口)も安定したさばきで上位進出だ。