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三浦、遠藤、平高の3強がシリーズをリードする。
平成26年度から新たに初まった「ヴィーナスシリーズ」が発祥の地大村で第1戦を迎える
今回のシリーズは、前検日がSGボートレースオールスター(笹川賞)と重なっており、人気選手が多く出場しているため、メンバー的にはやや手薄感もあるが、華やかな45名が勢ぞろいした。まず、シリーズを引っ張るのは、2012年 大村で開催された第1回賞金女王決定戦で見事、初代女王に輝いた三浦 永理(静岡)がテクニック、実績、パワー出しで頭一つ抜けており、不動の軸になりそうだ。事故が多く、つまづき感はあるがスピードなら女子TOPクラスの平高 奈菜(香川)とテクニックは既に女子TOPクラスの域に達した遠藤 エミ(滋賀)が三浦と3強を形成して他を圧倒しそうだ。
3強を追うのが、堀之内 紀代子(岡山)、向井 美鈴(山口)、片岡 恵里(山口)の中国トリオが有力だ。女子戦では主力クラスで女子王座常連クラスだけに、今回のメンバーでは負けるわけにはいかない。関東勢は、平田 さやか(東京)、櫻本 あゆみ(群馬)がA級クラスの意地をみせるか。地元九州地区からは、大村で夢の初優勝戦で勝った、藤崎 小百合(福岡)、と成長著しい竹井 奈美(福岡)が気合が入る。
ヴィーナスシリーズだけに、加藤 綾(三重)、藤堂 里香(福井)、芦村 幸香(山口)などの人気女子レーサーも多く出場し華やかになりそうだ。