印賀　勝男の今日のねらい目！

　川上昇平がエース19号機のパワーを引き出し、勝負駆けを３、１着にまとめて準優に駒を進めた。「伸びというよりもスリット付近がいい。チルトを下げて、かかりも深くなった感じがした。チルトの調整だけ考える」。準優９Ｒは５枠で登場。伸び寄りの調整から優出を目指す。

　宮本夏樹も３日目を１、３着として、得点率22位タイから浮上し、15位で予選を突破した。伸び寄りの仕上がりで足負けはない。「ゾーンは広いけど、ストライクは狭そう。伸び寄りで中の上か、上の下くらい」。準優11Ｒは１枠下條雄太郎、２枠村上遼の一騎打ちムードが濃厚だが、見せ場を作る。

　山口真喜子が女子でただ１人、準優入りを果たした。レース足が良く、舟足は強め。「ターン回りはめっちゃいいですよ。舟が返ってくる感じがある。ここ最近の中では一番いい」と笑顔。準優９Ｒは男子顔負けの走りで波乱を演出する。