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レース展望

小野、長嶋、遠藤らGPシリーズからの転戦組が有利!
10月周年で活躍した21、22、68号機に注目!

 前回平和島大会の覇者・松本晶恵(群馬)は「直前にSG(グランプリシリーズ)を走ったのも大きかった」と話していた。今年も住之江GPシリーズから転戦する選手が数名いる。連続日程のロングランとなるが、逆にそれがモチベーションとなり、活力となることは間違いない。

 長嶋万記(静岡)はこの1年間で安定して活躍したように、モチベーションと集中力の持続が凄い。遠藤エミ(滋賀)はSG・G1戦線で鍛えた強みがある。夏の女王に輝いた小野生奈(福岡)は、要所要所で派手なパフォーマンスを見せてきた。

 山川美由紀(香川)、寺田千恵(岡山)、海野ゆかり(広島)、田口節子(岡山)は複数回“女王”に輝いた底力があるし、当タイトルで優勝戦2着が2回ある平高奈菜(香川)は2年ぶりの出場で力が入る。細川裕子(愛知)、川野芽唯(福岡)はターン勝負で好調を持続している。

 前夜祭のモーター抽選も戦況を大きく左右する。10月の65周年で大暴れした「21」「22」「68」が誰の手に渡るか、真っ先にチェックしてほしい。