野中一平にとっては初日から波に乗れるか､大事なﾚｰｽを迎えた｡5R5枠の後､絶対落としたくない｢発祥地選抜｣12Rの1枠が控える｡低調40号機には課題があり､前検から整備を実行｡｢ｽﾘｯﾄは普通｡回った後のつながりが気になる｡そこはいまいちだった｡ｽﾀｰﾄは割と見やすかった｣｡強力ﾒﾝﾊﾞｰ相手にしっかりｽﾀｰﾄを決め､押し切れるか｡

小野達哉は前回中越博紀が優勝した､23号機をｹﾞｯﾄ｡｢回った感じは良さそう｡ｽﾘｯﾄは目立つことなかった｡ちょっと返りは甘い｡理想はｽﾘｯﾄから出ていってほしい｣｡望みの舟足とは違ったが､重たさが目立ちやすい前検で､軽快な動きを披露｡ここから好みの足に仕上げ､4､12Rに挑む｡

今節は女子も参戦｡その中でも実績でﾘｰﾄﾞするのが香川素子だ｡複勝率34･3%の17号機が相棒となった｡｢回り過ぎていた｡上がりが早いので行き足まではいいけど､ﾀｰﾝで乗れなさそうだった｡ﾍﾟﾗで回転を調整していく｣｡乗り味をしっかり修正し､抜けたﾀｰﾝ力を見せたいところ｡8Rの女子戦の後､12R2枠で登場する｡