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今年4月のGⅠ周年競走、6月のSGグラチャンと「イン最強水面=大村」と名のとおり1号艇総流しで、2連単・3連単ともにプラスという結果が出ている。さて今回のGⅠもインの艇がどこまで信頼ができるかであるが、地区選となるとA1でもやや実力が落ちてくるので、インに座るときは信頼が落ちてくるが、気温の下がる冬場だけに回転は上がってくるので、出足優位になってくる。相殺したらやはりインの選手が舟券の中心になるのは間違いない。またスタートが揃うGⅠだけに、インが負けるとしてもマクリではなく、差しが中心になるのも間違いなさそうだ。さてシリーズをリードするのは、笹川賞を制した岡崎恭裕、記念でも活躍する篠崎元志と峰竜太、地元のエース石橋道友と4000番台の若手がリードしそうだが、九州のドン上滝和則を筆頭に、深川真二、白水勝也、女傑日高逸子とコース取りから若手を脅かすベテラン勢も黙っていないだろう。
地元で連覇懸かる赤坂!岡崎、篠崎ら若手充実の福岡、佐賀は実力派の上瀧&深川と多彩な顔ぶれ!
今年度から地区選が12月に開催されるようになった。ここで勝てば総理大臣杯の出場権が手に入る。2月唐津で開催された地区選では、赤坂俊輔(長崎)が3コースから冷静な立ち回りで優勝、長崎に14年ぶりに地区選タイトルをもたらした。今回は地元開催だ。連続して長崎勢から優勝者が出てほしい。
長崎のエースといえば、石橋道友(長崎)だろう。グラチャンに出場するなど、SGの出場機会が増えてきた。不利枠でも切れ味鋭い走りをする。安定感もある。飯山晃三(長崎)は大きな舞台になればなるほど力を発揮するタイプだ。地元戦では上位進出を外さない。
笹川賞で優勝した岡崎恭裕(福岡)は巧さで勝負をするタイプだ。ただ、夏場以降はモーター出しで後手に回るレースも目立っている。攻撃派の郷原章平(福岡)、篠崎元志(福岡)が果敢な立ち回り。今井貴士(福岡)もスピード戦でそろそろ大仕事の予感がする。福岡の若手には勢いがある。
若手の台頭でやや影が薄くなっているのが中堅クラスだ。岩崎正哉(福岡)、平田忠則(福岡)は、地区選優勝で存在感を示したい。
上瀧和則(佐賀)、深川真二(佐賀)は実力派の走り。古賀繁輝(佐賀)はスタート事故で遠回りをしているが、気持ちで負ける選手ではない。三井所尊春(佐賀)は前回大会は優勝戦でF。前回の分も取り返したい。
今回は地区選“連覇”と思って挑む!
4320 峰 竜太(佐賀)
「大村は24場中で一番得意な場と言ってもいいです。プロペラがしっかり合ってくれますし、水面も問題ないです。相性が良いのでしょうね。大村で地区選に復帰できるのは良かったです。今年2月唐津の地区選は休んでいるので、自分にとっては地区選連覇が懸かっていると思って臨みます。
GⅠは09年の芦屋地区選で優勝できたけど、一つだけじゃダメだと思っています。まだまだ、もっと勝ちたいです。もちろん全てのGⅠで優勝を狙うけど、今回の地区選は総理杯やSGの出場権も意識して走りますよ。
10月に桐生・全日本選手権を走って、メチャクチャ楽しかったです。初日に転覆してしまったけど、その後はリズムも回復できて、準優にも乗れました。SGにはもっとチャレンジしたいです。
夏場はF休みもあって、あまり走れていませんでした。調子も乗り切れていなかったこともあるけど、今期も7点勝率を残せているので、良い調子を維持できています。冬場の方がプロペラも合いやすいタイプなので、大丈夫です。今回は地区選“連覇”を目指して頑張ります」
10年10月 | 唐 津 | タイトル | ①②①⑤①4①1 |
10年10月 | 桐 生 | SG・全日本 | 失②②①②③6④4 |
10年 9月 | 浜名湖 | GⅠ・周年 | ①②6失⑥④③②③ |