今井貴士が大村7度目の制覇へ突き進む。準優11Rはコンマ22とやや立ち遅れ気味の仕掛けだったが、それでも伸び返し、冷静に先マイを果たした。
ターン後の進みも良く、全体に力強い舟足が際立っている。「エンジンの数字(複勝率23・5%)を考えたら、かなり良く仕上がっている。中間整備が入ってから良くなっているのかな。出足、伸び、回り足、全部が違和感なくていい。多少水面が荒れていてもしっかり乗れたし、乗り心地も大丈夫。ここが欲しいというのはなくて、あとはスタートだけ。節間通して勘通りだったけど、準優だけ合っていなかった」。残す課題はスタートだけ。しっかりと勘の修正をして、堂々と勝ちに行く。
榎幸司が意地で地元勢唯一の優出を勝ち取った。準優9Rは5枠と決していい枠ではなかったが、5コースからまくり差して2着。手応えひと息の76号機だったが、的確なターンで展開を突いた。「最近の僕の感じからしたら奇跡ですね。周りと比べて分が悪い気がしているけど、何とかレースには参加できる感じです」。榎も地元らしく当地7度の優勝実績を誇る。再び枠不問のレース運びで結果を残すか。
【鉄板】6R…山口裕二は調整に手応えが出てきた。しっかりと先に回る。1?25?25?
【穴】9R…中北将史がパワーを生かして浮上?612?614の?ブルBOX?