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当地でG1、G2の両タイトルを制している遠藤エミ(滋賀)は、昨年の女王戦線では脇役に甘んじたが、8月の当地ヴィーナスSでは全3連対で優勝と、水面巧者ぶりを見せつけた。女王奪還を目指す今年は、1月びわこで準V、蒲郡で優勝と既に全開モードだ。昨年は夏冬の女王決戦ともに優出と底力を示した小野生奈(福岡)。ただ、1月蒲郡では1号艇で優出も、前出の遠藤の捲りに屈しているだけに、ここは何としてもリベンジしたい。昨年のQCシリーズで優勝し不振を一掃した海野ゆかり(広島)は当地V4で、昨年の復活劇から好調をキープする岩崎芳美(徳島)は当地V3の実績を残す。当地で初代クイーンズC覇者三浦永理(静岡)も思い出の水面で本領発揮へ。(小野生奈選手は欠場となりました。)
女子戦では優出を外さない松本晶恵(群馬)の安定感や、コース不問で捲りに徹する竹井奈美(福岡)の攻撃力は大きな魅力。当地でQCシリーズ優勝がある廣中智紗衣(東京)が近況も好調で、昨年の不振から既に立ち直っている中谷朋子(兵庫)も怖い存在。2月常滑の新鋭男子とのバトルで優出した浜田亜理沙(埼玉)と出口舞有子(愛知)にも勢いがある。年末の丸亀で優出した池田紫乃(長崎)はA級復帰を懸けて地元で奮起する。そして、F3による長欠明け3戦目の日高逸子(福岡)にも注目が集まる。当地はV8実績プラス16年ぶりの女王復活劇を演じた思い出の水面。今回も復活への足掛かりとしたい。