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季節別傾向

 年間通して大きな傾向変化は見られないが、風による影響は多少見られる。夏場は割と穏やかな水面状況だが、冬場は時折強い風が吹くこともある。向かい風か、左からの横風によってスリットから1マークまでに展開が乱れやすくなる。とはいえ、それでも基本的にインが強いことに変わりはない。春先も季節風が吹くことで、波乱傾向になることもあり、季節による風は十分注意したい。

展示タイム

 大村の展示タイムの信頼度は全国平均と比べると低い。トップ展示艇の1着率は24.2%で、全国平均の27.6%をかなり下回っている。展示タイムよりもイン重視、コース利重視ということでもあるのだが、向かい風の時だけは展示タイムが役に立つ。トップ展示艇の1着率は28.6%まで跳ね上がるからだ。特にダッシュ勢には警戒したい。逆に追い風では21.9%までグッと数字が下がるので、こちらも覚えておきたい。

大村のインコース信頼度は宇宙一と聞いている。それを信じて我々は進むだけだ。しかし、注意も怠るな。この世に絶対なんてものはない。あらゆる情報を入手し、分析して我々は舟に希望を託す!

水面傾向

 「最強のイン」を誇る大村だけあって、水面傾向はこのインの強さにほぼ集約される。勝率約70%のインが逃げるかどうかが舟券予想の中心である。ナイター開催になってからもインの強さは上昇傾向を示しており、よほど水面が荒れない限りイン中心は揺るがない。以前は2マークで風やうねりによる逆転も多かったが、今は防波堤や防風ネットが強化されて水面悪化も軽減されている。走りやすくなったことでスピード戦を好む選手向きになったとも言える。

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 最強のイン水面を誇るボートレース大村。日本一の座を長きに渡り守り抜いてきた。2019年6月30日現在、イン勝率は69.7%。5月には一時70%を超えたこともあり、以前とは比べ物にならないほど圧倒的な強さに「成長」したと断言できる。
 当然、舟券はインから買うことが中心となるのだが、実際にはそう簡単なことではない。2、3着選びがシビアだからだ。これだけインが強ければファンのイン買いは殺到し、オッズが低くなるのは必然。さらに大村にはちょっとした「クセ」がある。
 12R限定でレース集計すると場の特徴がより見えてくる。番組マンがレースに影響を与える度合いが低いからだ。その12R限定で2連単「1−2」の出現率を見ると大村は24.5%で、全体の14位でしかない。イン勝率が一番高いのにこの数字は明らかに変である。イン勝率がほぼ同じの徳山と比べればその差は歴然。要するに大村は1着は極めて分かりやすいが、2着や3着は単純ではないことを意味している。
 これが大村を攻略する上で最も重要なポイントになってくる。2、3着選びで、いかにして勝利をつかみとるかに尽きると言ってもいい。

大村のイン勝率が70%を超えただと? まさかそこまでとは、相当だな。大村攻めを成功させるためにはこのインコースを徹底攻略するしかない。ヤマトの諸君に先を越されるな。あるいは残る30%にデスラー砲を打ち込んでみるか…。

 インを買う上で強く意識したいのは、そのレースの2、3着傾向はどうなのかということ。特に2着傾向は重要。レース種別によっても、その違いは大きく出る。
 2、3着の話の前にレース種別によるコース別1着率を見ると、最もイン勝率が低いのは予選で66.0%、逆に最も高いのは準優の88.8%。仮に穴を狙うならば、予選がベストと言える。では2着に目を向けてみよう。
 予選では「1−2」と「1−3」の差はない。オッズを考えると「1−3」の方が旨味があり回収率は95.3%もあることが分かる。

 準優は「1−2」だけが飛び抜けて出現率が高い。2号艇の2着を強く意識するべきだ。しかし、回収率を見ると外枠の2着付けも良い。的中率は低くなるが、外枠狙いもあり準優は特に面白いとも言える。
 優勝戦の2着は結構割れる。掲載した表は1年間なので、ややサンプル不足ではあるが、3年間で集計しても2〜4枠までの2着は差がほとんどない。つまり、そこまで内寄り重視にする必要はないということだ。
 敗者戦はオーソドックスに内枠から順に2着率は高くなる。特にひねる必要はない番組が組まれているようだ。

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レース番号によって全く違う傾向を示すとは知らなかったな。このことを知っているのと知らないのとでは大きな違いが出るぞ。急いでみんなに知らせに行かなければ。『ワープ!!』

 全体で約70%のイン勝率がある大村といっても、個々のレースではそのイン勝率に差が存在する。最も高いのが10Rの83.1%で、最も低いのは2Rの46.2%。その差はかなり大きいものだ。
 1Rを除けば、4Rまでのイン勝率は低い。1Rはオープニングレースということもあって、インを勝たせる番組を意識していると思われるため例外だが、序盤は大村と言えどインにそこまでの信頼はない。過信すると痛い目にあうので注意が必要。
 逆に5Rから最終レースまではすべて70%を超える。5Rの進入固定戦、6Rの夕(夜)ガチ戦、7Rの夕(夜)ドキ戦と3レース連続する企画番組を皮切りに大村のインコースは本領を発揮しだす。
 序盤で特に注目は2、3レース。インはそれほど強くはなく、2コースの勝率が24.5%と高い。さらに回収率はなんと101.6%を示している。メンバーやエンジン次第で2コース差しが大きな狙い目というわけだ。
 8〜10Rはインの回収率が90%超えと優秀で、イン狙いの舟券はこの3レースがおいしい。
 ラスト2レースの11R、12Rは特に本命度が高い。3連単の3桁配当率は32.1%、3,000円未満の配当となると実に71.8%も占める。穴狙いは基本的に無謀と言えるが、ひとつ注意があるとすれば11Rの方。平均配当が8,114円と最も高い。これは本命度が高い反面で、たまに波乱が起きた場合に超の付く高配当が出やすいことを意味している。

作戦は状況に応じて変える必要がある。夜には夜の戦い方があるように。昼にはなかった配当傾向を見逃したものには敗北あるのみ。しかと情報を探るべし。その一瞬を頑張り抜いた者に勝利は訪れる。

 2018年9月23日からナイター開催がスタートし、それによって配当傾向も変化しつつある。昼開催時の平均配当は7,365円だったが、ナイターになってからは5,653円と一気に下がっている。
 3桁配当も22.0%から28.3%まで上がり本命サイドの決着はより増えている。2,000円未満は54.5%と過半数を超えたことで、低配当化は進んでいる。もちろん、それだけ舟券はある意味で獲りやすくなってきたと言えるのだが…。2,000円以上の配当はどのレンジも全国平均より低く、しっかりした理由もなく穴狙いをするのは禁物だ。
 ただ、序盤の4Rまでは波乱の要素がないわけではない。最も万舟が出やすいのは3Rで18.6%。このレースは3桁配当率も12.8%と低く、穴党にとっては数少ない「貴重」なレースとなっている。序盤で一発狙い、後半では手堅い配当を拾っていくというのが配当傾向から見た基本戦略となる。普通は逆の方がしっくり来るだろうが、大村の場合は最後まで冷静でいられるかが問われる。そして、本命にどれだけ張れるかも勝負のポイントだ。

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戦艦も風の影響を常に計算しなければならないが、小さい『舟』は戦艦の比ではないようだ。風向き、風速など、それらが与える影響をしっかり把握しなければならない。最大船速を引き出すために風を攻略せよ。

 大村では基本的に追い風が多く、冬場は時折向かい風になる傾向があったが、ナイターが始まって少し変化している。夜が近づくにつれて向かい風が吹きやすくなったためだ。時間帯による海風の影響と思われるが、昼開催だった頃よりも圧倒的に向かい風のレースは増えている。
 注意したいのは、その向かい風ではイン勝率がアップするということ。一般的なセオリーでは向かい風になるとスロー勢は苦戦しがちだが、大村では逆。追い風の時の方がインは弱い。向かい風でダッシュ勢がスリットでのぞいたとしても、1マークまでにはインが伸び返して先マイを果たす。1マークを回ってからは逆に後ろからの風に押されて逃げやすくなるわけだ。
 追い風時はややバック側からの斜め風になりやすい。電光掲示板がある場所は風は遮られるが、1マークは風の影響を受けやすく、イン艇は回った後に艇が暴れやすい。そのため若干逃げにくくなる。
 いずれにしても焦点は2、3着選びになる。追い風時はオーソドックスに内コースから順に成績を残すが、向かい風時は3コースの活躍が目立つ。つまり、夜になればなるほど3コースは注目ということにもなる。

出目だと? ボートレースでは出目がそんなに偏るものなのか! ならば、その情報を徹底的に調べる必要がある。圧倒的な我が力を示し、大勝利するためにも、出目の看破は何よりも優先させろ!

 大村の出目はインが強いレース場の中ではやや「特殊」な部類と言ってよい。インが強い場は内コースから順に2着率が高くなっていくのが普通だが、大村では極端にインが強いにも関わらず、2着のコースアドバンテージは予想以上に低い。  例えば2連単の「-」。この出目は全国平均の14.6%と比べても圧倒的に出現率が高い。また、「-Α廚5.3%あり、全国平均の4.3%を上回っている。イン勝率自体が高いので、全国平均を上回るのは当然の結果でもあるのだが、大村の6コース1着率は1%にも満たないほど厳しいコース。しかし、予想以上に2着には来るということを示している。2着や3着は内寄り主体にこだわり過ぎると、舟券ではあまり良い結果とならない。逆にいえば、外コースの2、3着は狙い目になってくるということだ。  また、「-ぁ廚箸い出目が大村では回収率が良い。想定しづらい出目かもしれないが、インと3コースが競った場合、2コースと4コースの「差し+差し」は意外と決まる。ファンが想定しづらい分、オッズは高くなりやすく、舟券を買う側にとっては絶好の狙い目になるはず。