ﾍﾞﾃﾗﾝの石川真二(福岡)が元気だ｡8月以降に宮島､鳴門､びわこでそれぞれ4連勝をﾏｰｸし､若松では3連勝と各地で大暴れ｡当地も通算V3と得意で2走前には全3連対で優出｡徹底した内ｺｰｽ戦で先手必勝の構え｡当地3度の優勝が､8勝7勝に6勝で準完全Vといずれも圧勝だった吉永則雄(大阪)も､近況は各地で優出の連続と絶好調だ｡同様に秋口から調子を上げている益田啓司(福岡)､永田秀二(東京)､濱崎直矢(埼玉)の3者も全員が当地V歴ある水面巧者で､今回も勢い十分だけに上位争いは確実だ｡

今秋の桐生ﾔﾝｸﾞﾀﾞｰﾋﾞｰで畑田汰一(埼玉)が1年半ぶり2度目のG1優出｡来年はさらに飛躍が期待される｡当地は2度目の登場となった前回で優出しており､今回もV有力選手に｡来期のA1級復帰を決めて気合十分の杉山貴博(東京)､前沢丈史(東京)に安東幸治(福岡)のﾚｰｽぶりにも注目｡11月に遠征2場所で連続優出を果たした富永修一(福岡)も好調だ｡12月戦2度目の登場となるのが地元の赤坂俊輔(長崎)｡11月丸亀周年では初日に3ｺｰｽ捲りで快勝し､その後も2勝挙げるなど奮闘｡2024年を締めくくるべく地元最終戦に全力で臨む｡