近況好調な大阪支部ｺﾝﾋﾞに注目が集まる｡今秋若松周年で優出した岡村仁(大阪)はG1覇者であり､今回が通算11回目のG1優出と実績面でも断ﾄﾂの存在で､堂々の主役候補に｡一方､一般戦で1着を並べるのが小野達哉(大阪)｡前期は50勝超えで1着率は峰竜太に匹敵する高ﾚﾍﾞﾙ｡この大阪勢はともに当地優勝歴もあり､自信を持ってV戦線を引っ張る｡ 石丸海渡(香川)も近況はG1戦線でも力負けすることなく得意の全速攻撃で1着を重ねる｡今夏の宮島企業杯を捲り差しで制した前田篤哉(愛知)もﾎﾟﾃﾝｼｬﾙは高く､期待は大きい｡当地はV3に準V3度と活躍多い一瀬明(東京)､一般戦では安定感抜群の山田雄太(静岡)､ 不振を一掃し復調著しい梶野学志(東京)も上位争いは必至｡井本昌也(山口)もしっかり地力を固めて地元､遠征を問わずV戦線を賑わせている｡完全復調にはあと一歩の印象ある角谷健吾(東京)と本多宏和(愛知)も底力あるだけに怖い存在｡ 地元の坪口竜也(長崎)は好調時の勢いを取り戻しており､こちらもﾚｰｽぶりに注目だ｡ 女子では､不振を完全に払拭し自己最高勝率で上昇中の清水愛海(山口)が楽しみ｡8月下関の混合戦ではｵｰﾙ4着以内にまとめ優出した｡